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定期購読 「学習研究」 奈良女子大学附属小学校学習研究会
みなさんにもお薦めします!

左の似顔絵はAbi-Stationで作りました。みなさんもトライして
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「みんなのアイデアがつながる−ワークショップ型研修の手引き」

2006/09/24 02:24
 ャストシステムのワークショップ型研修会をサポートするソフト「研修デザイナー 」を夏休みに購入した。この「研修デザイナー 」は今までワークショップ型研修会で付箋紙や大判用紙でまとめていたものを簡単にデータ化し、研修後に参加者同士で成果物を共有したり、公開したりするといった活用を可能にするものだ。ソフト自体はまだ十分い使いこなせてはいないが、搭載された「タイマーツール」機能はワークショップ型研修では必須アイテム。進行役のファシミリテーターが、時間を区切ってフレキシブルにことを進めていかないと、ワークショップ型研修会の醍醐味が半減するので、とてもありがたい機能だと感じた。
 そして、今回はマグネットなどの文房具セットがついたキャンペーン版を注文したが、その中で特筆だったのが『みんなのアイデアがつながる−ワークショップ型研修の手引き』という冊子である。正直今まで読んだワークショップ型研修会に関する書籍の中で最も分かりやすかった。ワークショップ型の研修会を進める際のポイントが端的に解説され、筆者が参加したこれまでの事例やノウハウがわかりやすくまとめられていた。ワークショップ型研修を実践したことのない方にもお薦めできる本である。筆者は以前にも紹介したことがある鳴門教育大学の村川雅弘先生。 この冊子は単品(税込945円)でもジャストマイショップで販売しているので、是非ご覧いただきたい。
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修学旅行その4

2006/09/16 03:05
 後に、足尾銅山。私自身は過去に数回引率で来ているが、近年は5〜6年ぶりである。児童はトロッコに乗ることが目的だったようだが、実際は坑道の暗さや冷たい滴・冷気などに一喜一憂していた。トロッコに乗って坑道の内部に入り、途中からは徒歩で坑道内の展示を見学していくコースになっている。江戸時代の手堀から発破・削岩機へと機械化されていく明治・大正時代、昭和時代というエリアを通ってきたが、以前よりもきれいに整備されていた。坑道が終わると、足尾銅山の歴史を旅する「源さんの探検シアター」や鉱石の展示、精錬所の模型、トロッコの展示などの新しい施設も作られ、鉱山の仕組みや内容がよりわかりやすくなっていた。ここでは、理科の大地のつくりの学習に役立つフランス産のアンモナイトの化石(1個500円)を購入してきた。他には三葉虫の化石なども店内にはあったが、児童に触らせるつもりで購入するので、価格があまりにも高価であきらめることにした。
 数年ぶりに訪問できた足尾銅山付近の町並みは以前よりも「キレイ」になったという率直な感想をもった。足尾環境学習センターに向かう道の途中に見えた製練所の廃墟とは対極に位置するものであった。今後も足尾銅山は過去の歴史の生き証人として、足尾のまちを見守り続けていくのであろう。一木一草もないと言われた足尾のまち「緑のまち」に生まれ変わるまで私も見続けていきたい。
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修学旅行その3

2006/09/15 02:16
 尾環境学習センターには、他に尾の地形に関する模型や緑化事業・治山工事に関するパネルも展示されている。これは、明治時代からあった渡良瀬川の鉱毒問題に端を発した、煙害によりはげ山になった山の土砂災害や、山の緑を回復させるための作業の手順を解説したものである。このように、今回初めて訪れた足尾環境学習センターは児童が計画した見学場所であったが、非常に有意義な施設であった。
 ここでは、足尾地区の緑化事業の推進役を担っているNPO「足尾に緑を育てる会」の活動記録が収録されたVTR「よみがえれ足尾の緑」(3500円)を購入し、ホテルへの帰路のバスの中でVTRを流してきた。児童は初めはあまり気乗りせず気もそぞろで見てもいなかったが、しばらくするとちらちらと見ていた子が何名かいたことがうれしかった。環境教育の教材としては活用できそうで正直安心した。「足尾に緑を育てる会」のHPを閲覧すると、活動の中には体験植樹なども入っているので、機会があれ是非児童に体験させたいという思いを強くなった。
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修学旅行その2

2006/09/13 00:01
 て、私はその中の一つの班が向かった足尾銅山に引率した。引率した足尾銅山グループの目的地は、足尾環境学習センターと足尾銅山である。(旧足尾町は2006年3月20日に日光市になった。)最初に訪れた足尾環境学習センターは銅(あかがね)親水公園内にある施設で、センターの前を渡良瀬川が雄々しく流れていた。館内には足尾銅山の歴史や公害のに関するパネルや環境問題に関する映像などがあり、6年生にも分かりやすい紹介がされていた。その中で「足尾ゆかりの人物」として掲示されていたのが、国語の教科書に出ている渡良瀬川の鉱毒問題に奔走した田中正造、足尾銅山に大鉱脈を発見し足尾銅山の基礎を築いた古河電気工業株式会社初代社長の古河市兵衛、そして足尾銅山の草創期に第4代鉱長として活躍した木村長兵衛の3人である。
 特に、田中正造と古河市兵衛に対する評価は川下と川上では大きく異なることをあらためて気づかされた。なにげなく見学してしますと見落としてしまうことだが、歴史的に考えると難しい問題があるのだということを思い知らされた。
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修学旅行その1

2006/09/12 23:08
 週末、勤務校の修学旅行の引率で日光・鬼怒川温泉周辺に出向いた。高速道路を利用することで移動時間が短縮され、自分が教職に就いた頃とは比べものにならないくらい、現地での児童の活動時間を確保することができるようになった。私が住むA市内の小学校の修学旅行先は、日光・鬼怒川温泉と東京都内で大半を占めている。修学旅行は基本的には前年度の反省を踏まえ、前年度内に行き先を決定しているのが普通であろう。
 本校では総合的な学習の時間が導入されてから、事前に児童が自らアポイントを取ったり、交通手段や必要経費を調べたりする現地での班別研修活動を取り入れている。6年生になってから旅行会社の方を講師として招き、事前学習や班別研修活動計画の相談にのっていただく機会を毎年数回設定している。班別研修活動は一泊二日の行程の半日であるが、今年度の児童は日光エリア・今市エリア・足尾銅山・華厳の滝など、18班がおのおの考えたコースで足を運んだ。児童の移動方法は載ってきたバスを路線バスのようにタイムスケジュールを決めて運行してもらう方法をとっている。これ以外は私鉄などを利用しているが、児童の下調べの段階での情報が重要になっている。実際、今年度も児童がネットなどで調べた研修先に関する情報を旅行会社の方があまり持っていないケースもあり、バスの運行コースを作成する作業もかなり苦労していた。
 
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学習活動における博物館の利活用

2006/08/24 02:15
 23日、近くの博物館を教材研究のために来館した。6年生の理科「土地のつくりと変化」の単元計画を構想するため、学芸員の方に時間をとっていただいた。学芸員の方はかつての同僚で、数年前にも同じ単元を指導する前に相談にのってもらったことがあったので、話もスムーズに進んだ。前回は、露頭の地層を現地で見学し、さらに化石の発掘を一日かけて行う校外学習を計画した。ただ、私だけなのかもしれないが、博物館や美術館のような施設は少々敷居が高い感覚があり、社会科見学や出前授業などの機会以外にはなかなか足を運ぶことがない。
 しかし、久しぶりに館内に足を踏み入れると、とても新鮮な気分になった。日々時間やスケジュールに追われる日常空間と違った、独特な時間の流れを感じとることができる不思議な空間であった。帰宅後に博物館のHPを閲覧してわかったことだが、博物館では様々なセミナーや講座を催していることをあらためて知ることができた。8月の予定の一部をあげてみると、学芸員一日体験講座、カブトムシクラブ、化石のレプリカ作り、手作り乾電池教室など、大変興味深いイベントが目についた。
 さらに、出前授業としては、地学・植物・動物・考古・民族などの部門の授業が具体的なテーマをあげて、収蔵資料の一部を学校に持ち込んで展示・解説したり、学芸員が教科学習への協力をサポートしたりする事業も行っている。正直もっと活用すれば良かった、もったいないことをしてきたという反省の気持ちが今頭の心中穏やかではない。
 博物館などの施設の見学を指導計画に取り入れる場合によく言われるのが、時間をかけただけの学習の成果が得られるのかということ。指導者が教材研究を行う際指導計画の中にきちんと位置づけて、子ども達に目的意識をはっきりともたせて見学させることが何よりも重要である。
 その分野の専門家である学芸員の方から直接話を聞いたり質問したりすることは、子ども達の興味や関心を刺激するだけではなく、今後の人生を左右するきっかけの一つになる可能性もあるであろう。非常に専門家集団が集まっている博物館を学習活動の中でもっと利活用できるように、校内でもPRし教育課程を組む際にも大いに検討してていく必要がある。
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『「国際的な読解力」を育てるための「相互コミュニケーション」の授業改革』(渓水社)

2006/08/22 01:47
 、教育界で話題になっている国際調査PISA(ピザ)。筆者の有元秀文氏はこの調査を国語教育のみならず、教科教育全体に対する蒙古襲来や黒船来校に例えるほど、最重要視している。この本は、PISAに対応できる日本人を育成するための、学校現場での授業改革の方法を具体的に提言している点が素晴らしい。
 中でも、自分にとっての一番の関心事である「コミュニケーション」と「読書」に関する内容が多く記述してあり、国際的な読解力を育てるための読書の有効性をわかりやすく解説している。そして、今までの国語教育の良さを残しながら、加えてあらたな学習方法の転換の必要を説いている。
 さらに、特筆すべき点は、メディアリテラシー教育に関する点である。メディアリテラシー教育とは、インターネットやテレビ、雑誌等の有害情報から身を守る術(すべ)を言う。このメディアリテラシー教育に一番大切なものは批判力であるとし、批判力を育成するためには読書をすることにより沈思黙考し、そして話し合って相互批判するほかないと言い切る。
 メディアリテラシー教育に関しては、日本ではまだ一般的に認識されていないのではなかろうか。また、書籍などから見渡す限り指導方法に関しても現在は十分とは言えない状況である。私自身も試行錯誤しながら前向きに実践していきたいと考える課題の一つである。
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